堆肥には
植物粕を堆積醗酵させた
腐葉土(落ち葉堆肥)、バーク堆肥、ワラ堆肥、もみ殻堆肥
家畜糞を堆積醗酵させた
牛糞堆肥、豚糞堆肥、鶏糞堆肥、馬糞堆肥
等があります。
堆肥は肥料と同じと思われている方もいますが堆肥と肥料は異なります。
肥料は作物に花を咲かせ実が着くように育てるために栄養を与えることを目的にします。
堆肥はその肥料を効率よく作物が吸収できるように土の通気性や保水性を改善する事を目的に土壌改良する
ために使用します。
堆肥にもそれぞれ肥料成分が若干含まれていますが植物の生育に大きく影響を与えるほどは含まれていませ
ん。
植物粕堆肥、家畜糞堆肥ともに多量の原料を堆積させ完熟させるのに長時間かかります。またその為の広い
スペースも必要になり大変な時間と労力を要します。
堆肥を使用する事で土の中に生存している植物の生育に有効な微生物を増やし、土の団粒化を形成し保肥力
も優れた土に仕上がり作物も生育しやすくなります。
ただ使用量は堆肥の完熟度合いや成分にもよりますが1反当たり1tから3t程度入れ、土にすき込まな
ければいけません。
また未熟な堆肥を使用すると土の中で醗酵が進みガスが出て作物に被害が出ることがあるので注意が必要
です。
使用量が1反当たり150kgの使用で今までの堆肥約1t分の仕事をする
画期的な土壌改良資材プロミネンをお勧めします。
プロミネンは大豆を主な原料に使用しており、石灰分も含まれていま
す。プロミネンの石灰分は無機の石灰と比べると土壌へ素早く吸収され
土壌PHもすぐにおちつきます。大豆に含まれる大豆オリゴ糖も含まれて
おりそれが微生物のエサになる事で通常の堆肥よりも微生物の活動が
活発になり土壌環境の改善となります。
作物の根も大豆オリゴ糖を好んで吸収して根の発育にも貢献しますので健全な作物体がスムーズに出来上がり品質、収量に違いが期待できます。
1反当たりに150kgを全層施用して土に混ぜ込んでください。
散布をするタイミングは肥料を施用する10日前までに使用してください。
栽培途中には大豆オリゴ糖が含まれる有機入り液肥ボニーもお勧めです。
有機入り液肥ボニーには大豆オリゴ糖の他に根の生育に良いアミノ酸も含まれていますのでそれらの相乗効果でより強固な作物に仕上がります。